このプロジェクトは神話的な池にいる2種類のカメの行動をモデル化したものである。赤と青のカメが一緒に暮らしているが、それぞれは自分と同じ種類が近くにいる事を確かめたがる。つまり、赤カメは少なくとも近くに数匹赤カメがいる所に住みたがり、青のカメは少なくとも近くに数匹青カメがいる所に住みたがる。シミュレーションでは、個々の嗜好がどのように池全体に波紋を広げ、大きなスケールのパターンを導くかを観察する。
このプロジェクトはThomas Shellingによる社会システム(都市における居住パターン)からインスパイアされたものである。
カメの数 | 平面上に生成されるカメエージェントの数。赤カメと青カメが同数作られるので実際のエージェント数は設定値の2倍になる(この値はシミュレーションを開始する前に設定すること)。参考値は500 |
最低同居率 | 自分の周囲8セルに占める同種類カメの割合を同居率とし、最低同居率は各カメが最低満足する割合を示す。0.3に設定すれば最低自分の周りに3割同種類のカメがいなければ「幸福」にならない。参考値は0.6 |