gakko.siteの非営利ポリシー
gakko.siteは研究目的の非営利サイトとして運営していますので、学校サイトの登録・情報変更、ログインIDの取得、各種オンラインサービスの利用等に費用は一切かかりません。また、収集蓄積した情報は専ら研究目的にのみ利用するものとし、他へ転売販売することはありません。
なお、オンラインで提供される情報以外の分析考察・資料化、また、研究に関する支援・寄付については管理人までお問い合わせください。
このサイトを運用する理由
学校の真面目さや地道な努力は、社会からもっと正当に評価されてもいい。
学校の誇りを取り戻し、地域から愛される学校を目指す人々のためのささやかな応援として、このサイトを運営しています。
私の専門領域・教育工学はもともと実践の学であり、自ら開発企画に関わりつつ、その成果を世に問うことを最善と考えています。机上の空論ではなく、出来るだけ具体的な仕掛けを通して、直接ユーザーに働きかけ、役立つ方法を検討することが私の研究者としての使命です。
私の興味関心は教育情報化全般にあります。それは授業実践におけるICT利用よりももっと広範なものです。私はこれまで十数年に渡ってこの分野に関わり、多くの困難や矛盾に遭遇してきましたが、教育現場においてICTが普及拡大しないのは、むしろ、そこに妥当な理由があるからだと考えています。
行き着いた私の暫定的な結論とは、「実は、何が学校に求められているか明確でなく、さらには、本当に必要かつ効果的な問題解決に誰もたどり着いていない」ということです。教育情報化の次のステップを考えるうえで、私は前提とすべき4原則をあげます。すなわち、
- 自律性:教育情報化の成果は、学校の独自性や自律的活動を支援するものでなければならない
- 継続性:教育情報化の成果は、サステナブルに利活用されるものでなければならない
- 広益性:教育情報化の成果は、学校に関わるステークホルダに広く益するものでなければならない
- 突破性:教育情報化の成果は、現状の教育体制や枠組みを打破し、新たな価値を創造するものでなければならない
ICTは、本来学校の潜在力・社会的価値を高める形で利用されなければなりません。学校サイトは学校の現実を構成し、詳細な情報を必要とするニッチなステークホルダ(利害関係者)に対して有効かつ唯一の情報手段として、その重要度を日増しに高めつつあります。これは将来の学校のあり方を考える上では重要な鍵になります。マスメディアのバッシングに踊らされることなく、冷静かつ共感的な学校の社会的評判を形成するべく、このような第三者機関による客観的なデータ提供が必要と考えています。
企画編集・エンジニアリング
豊福 晋平 (国際大学グローバルコミュニケーションセンター 准教授・主幹研究員)
toyofuku@glocom.ac.jp
サイト構築および運用は個人で行っています。
運用開始
1995年2月25日 Kids’Page MacWorldEXPOにて正式公開
2001年~2017年10月 i-learn.jpとして運用
2017年12月より gakko.siteとして運用中
サーバ環境
さくらインターネットのプラットフォーム(2009年5月~2015年8月)
2015年9月より仮環境にて運用再開