最終更新日:2011年2月19日
はじめに
学校が社会からの要請に応えるためには、何をすべきでしょうか。
まずは、学校自身が、与えられた使命を着実に全うすることに他なりませんが、同様に、学校での地道な営みが、社会から正しく理解・評価される事もまた必要です。個々の人知れぬ努力や営みは、社会から正当に評価されて、はじめて公(おおやけ)の成果になるからです。
学校からの積極的な情報提供を通じ、学校に向けられた関心に正面から向き合い、学校関係者との信頼関係をより確実なものにすることは、学校経営に位置付けるべき課題であり、その活動は組織的に取り組むべきものと言えます。
学校広報ブログ
学校広報 (随時更新中)
学校広報(school public relations)は宣伝広告とは違います。国内ではほとんど普及していない学校広報の理論とノウハウを解説しています。
学校広報導入用ガイドブック
本ガイドは、平成21年度文部科学省委託「学校の第三者評価の評価手法等に関する調査研究」テーマB-2:学校関係者評価委員に対する情報提供に係る調査研究の一環として作成したものです。これから学校広報の導入を検討される方を対象に、学校広報の概念と手立てについて紹介しています。
ダウンロード:「これからはじめる学校広報ガイド」
(2010/3/31版:PDF9.2MB)
サイズが大きいのでご注意ください。
ダウンロード版は冊子版とは表紙が異なります。
ガイドブック関連リンク
- 文部科学省:学校評価について
- 文部科学省(2008) 学校評価に関する学校教育法・学校教育法施行規則の規定
- 文部科学省(2008) 「学校評価ガイドライン」の改訂について
- 豊福(2009) 一般社会人を対象とした学校広報に関するオンライン意識調査,日本教育工学研究報告集JSET09-2(掲載予定)
- 豊福(2005) 積極的情報開示と外部評価による学校改善, 日本教育工学会研究報告集JSET05-3
- 町田智雄,豊福(2008) 組織的・継続的な学校ホームページ運用のための体制構築,日本教育工学研究報告会JSET08-5 pp.155-160. pp149-154.
- 鷲尾健仁,豊福(2009) 教職員・児童・保護者による全校的学校ホームページ運用体制の構築,日本教育工学研究報告会JSET09-1 pp.199-206.
- 豊福ほか(2008) 学校サイトに適したハイブリッド型CMS の開発, 日本教育工学研究報告会JSET08-1 pp.227-232.
- 豊福(2008) 学校ウェブサイトの利用者意識調査,日本教育工学研究報告会JSET08-2 pp.35-40.
- 中島進,豊福(2009) 学校評価を前提とした学校ホームページの情報提供方策,日本教育工学研究報告会JSET09-1 pp.195-198.
- 豊福(2008) 学校広報を前提としたウェブサイト導入プログラム,日本教育工学研究報告会JSET08-4 pp.155-160.
ガイドブック補足資料
学校広報利用者アンケート
ホームページサイトは、情報提示が一方向的になりやすいため、利用者側からのフィードバックを得るのが難しいメディアと言われています。利用者側の利用動向やニーズを把握するには、別途アンケートや投票などの仕掛けを設ける必要があります。この利用者アンケートは、これまでの学校サイト研究の成果をもとに、学校サイトに特化した内容で構成されており、傾向把握・分析が容易な「標準質問票」を目指しています。
手順書・調査票
調査票は学校の印刷機でも作成可能ですが、読み取り時のエラーを低減するためにはオフセット印刷による専用用紙の利用をお勧めします。オフセット印刷による調査票(A4判両面1枚)を必要部数実費+送料にて提供します。詳細はお問い合わせください。
アンケート実施手順書(WORD)
保護者用調査票 最新版081113(PDF)
SQS2.0用データ定義ファイル 最新版081113
アンケート関連リンク
- SQS(Shared Questionnaire System)–千葉商科大・久保裕也さんのページ
ドキュメントスキャナでアンケートOCRができると、回答用紙のデータ入力作業時間を大幅に省くことが可能。大規模調査であるほど、省力化の威力を発揮する。ただこの手のOCR読み取り制御ソフトはニッチ市場なので、20万円以上するのが当たり前であった。SQSはオープンソース・アプリであり、貧乏な学校関係者や社会科学研究者にとっては福音。ちなみにJavaの最新バージョンで旧版2005は正常に動作しない。新版のVer2.0と旧版のSQS2005以前とではデータ互換性がないので注意。本アンケートの0.95以降はVer2.0で作られている。 - アンケート開発の背景と仮説メモ
- ソーシャルキャピタルとは(wikipedia)
- 私の論拠はこれとこれ