【研究会】3/23 国語表現とICT

2017年9月発足した「GLOCOM六本木会議」では、情報通信分野の技術革新と新しい社会への移行を産官学民の多様なステークホルダを交えて議論しています。「教育情報化のブレイクスルー」分科会では、第3回研究会を3/23に開催いたします。

#3 「国語表現とICT」

教育情報化では、校種や教科領域によっても親和性が高かったり、あるいは拒絶感が強かったりといった違いが見られる。たとえば、国語教育で扱う「表現」では、情報機器を用いる効果が高いことが見込まれても、従前の手書き中心のカリキュラムへのこだわりは強く、長らく活用が広まらない厳しい現状がある。
新学習指導要領で示される【思考力・判断力・表現力等の育成】のために、国語に限らず全ての教科で必要とされるジェネリックスキル(ベーススキル)をどのようにとらえ、ICT活用とともに育てていくべきだろうか。今回は、特に国語に関わる先生方から話題提供をいただき、その方向性について検討してみたい。

話題提供

「ことわざを写真で撮ろう」〜非連続型テキストの表現のための読解〜
池田修(京都橘大学 教授)

画像を言葉で説明する授業は、media literacyで行われている。しかし、言葉を画像にする授業は、実施するのが難しかった。何故ならば、画像作成を手書きに頼らざるを得なかったからである。しかし、タブレットPCのおかげで実に簡単にできるようになった。文を写真にするには、文の内容を理解する必要がある。小学校三年生に行ったことわざを写真にする授業を中心に、国語科の読解、ICT活用、アクティブラーニングについて考えてみたい。

池田先生の著書はこちら

 

「わたしたちの『撮る教室』で、結局何をしていたのか」
石川晋(授業づくりネットワーク 理事長)

昨年度まで北海道の中学校教員でした。国語が専門ですが、最初の荒廃した中学校(生徒がスノーモービルを運転して登校してくることもあった)での体験から、教科の枠組みに収まらない授業の展開を考えてきました。最後の学級には年間20名、延べ80時間以上ゲストティーチャーが入りました。
今回は子どもたちの義務教育最後の存在証明としての写真集づくり、その取り組みを撮影したプロカメラマンとの協同による写真絵本の出版過程を紹介します。また、テレビCMをベースにした合科的な取り組みも見ていただきます。

石川先生の著書はこちら

 

あわせて読みたい